こ〜んな標識ありまっせ
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日本全国に道路標識というモノが何本・何枚立てられているかわかりませんが、 その中で私が見つけた珍しい標識を集めてみました。 誰が見ても分かるように、 標識は実にシンプルに分かりやすくデザインされています。 う〜む、奥が深い・・・ |
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北海道にあった『動物注意』。 北海道らしく『キタキツネ』をイメージしているのでしょうか? |
◇◆◇ こんてんつ ◇◆◇ |
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ミスプリントR361国道標識 (長野県木曽郡開田村) |
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単なるR361国道標識なのですが、よく見ると何かが違う・・そう数字の下の『ROUTE』が『RUTOE』になっているのです。『O』の位置が間違っているのです。いわゆる『誤植』『ミスプリント』というやつです。建設省(現国土交通省)道路局でもこんなミスをするのですね。 発見して撮影したのではなく、何気なく撮影して現像・プリントしてみたら気が付いたという次第です。 (1998年10月発見) 注意>>2006年(平18年)10月下旬にR361を走りましたが、この標識を見つけることが出来ませんでした。 見落としているのかもしれませんが、かれこれ10年近く前のことなので、撤去されたり交換されたのかもしれません。 |
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緑の国道標識? (長野県木曽郡開田村) |
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今度はミスプリントではなく、色を間違えたのでしょうか?実はこの標識は、開田村の村道の標識なのです。国道標識と同じ形のモノを使っているようです。開田村内で1−1〜1−3号線まで確認しました。他の村にもあると思います。
(1998年10月発見) |
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警笛鳴らせ (和歌山県伊都郡高野町) |
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国道371号線の橋本〜高野山の間に、古いタイプの『警笛鳴らせ』の標識がありました。調べてみると、この標識は昭和30年代タイプの指導標識とのことで、1958年(昭33年)の道路標識一覧には載っていましたが、1963年(昭38年)頃に廃止となったとか。この標識は今だにあちこちに現存しており、地方の山中に隠れていることが多いとのこと。結構レアなモノなのでしょうか。 |
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この標識はR371沿いで見つけたのですが、ここの他にもR371沿いで2枚ほど見つけています。KSRでR371を走っていて初めて存在に気が付きました。R371は今までバイクでよく走っていたのですが、何故か気が付来ませんでした。やはり目線が違うのとスピードが違うからでしょうか? (2000年5月発見) 【写真】:橋本→高野山方向に立っていました。他にも2枚残っていましたが、状態はこれが一番良かったのです。 |
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転落注意! (愛媛県越智郡伯方町) |
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伯方島のR317熊口港近くにあった転落注意の標識。この先は岸壁になっていて、夜など気が付かなければそのまま突っ込み海に転落しかねません。 『車が海に突っ込む』という実にシンプルなデザインで分かりやすい標識です。あちこちの港町をうろつきましたが、この標識はここでしか見ていません。他にも設置されているのでしょうか? (2000年5月発見) |
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険道425号線 (奈良県吉野郡下北山村) |
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R169音枝TN南口を出たところはR425が分岐点なのですが、そこの案内標識にミスプリが・・・本来ならば国道を示す逆三角形であるはずの425号が、六角形の県道標識になっていまいます。 いくら国道とは思えない道だからといって、なにも表示までも県道にしなくてもいいのでは?県道だったとしても険道425号線でしょうね。 R169の方に『尾鷲』と表示しているところに注目。R425は出来るだけ走らせ たくないのでしょうか?R425入口にあったR425国道標識もいつの間にか消え |
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ていますし、この案内標識も県道表示ですが小さく控えめですしね。あの道を『国道』と思わせたくないのでしょうか? (2001年5月発見) *平21年(2009年)4月に現地を訪れましたが、この標識のR425は”おにぎりマーク”に修正されていました。 |
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熊注意! (北海道上川郡美瑛町) |
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北海道の道は山深い所を通りますが、山深いが故にこの手の『動物注意』の標識をよく見かけます。『蝦夷シカ注意』とか『牛横断注意』とかいろんな動物をデザインした標識がありましたが、『熊』をデザインした標識は初めて見ました。北海道ツーリング5回目にして初めて見ることができました。 こんな道路沿いまで熊が出てくることはまずないのでしょうけど、この標識があると山深い所だなと思ってしまいます。もともと熊のテリトリー範囲内に、人間が勝手に道路を作ったのですけどね・・・『人間注意』と標識も必要なのでは? |
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天人峡温泉へ向かうr213にありました。r212分岐直後の直線区間が終わる付近です。ここの他にも数枚あったのを確認しています。また『蝦夷シカ注意』の標識も立っています。 (2001年9月発見) |
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熊注意! その2 (北海道三笠市) |
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これも『熊注意』を促すモノです。『This area is infested by bear』と、外国人向けに英語での注意文も付いています。こちらの熊はカラーでユーモラスに描かれています。 この標識を見付けた時、私は思わず急停止してしまいました。(^^;) 『あの熊さん、かわいい〜♪』とか同乗者に言われ、思わずよそ見するドライバーもいるかも知れません。注意して下さい。 場所はR452三夕TNの手前(三笠市側)。三笠→夕張方向車線に設置されて |
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いますが、付近は道路以外に人工物は何もない山中。交通量は非常に少なく、本当に熊に出会う可能性の高そうな地帯でした。 ちなみにこの区間は冬期通行止め区間となっています。 (2001年9月発見) |
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『文』と『SCHOOL』、そして元気に走る小学生がデザインされているところからもお分かりのように、『学校あり』の標識です。しかし現在よく見かけるタイプとは全くデザインが違います。調べたところ、1950(昭25)年〜1960年(昭35)年まで使用されていた旧標識でした。 学校の近くに設置されて人目に付きやすい標識ですので、老朽化や改定に伴い、全国にあった標識のほとんどは現在のタイプに取り替えられてしまったようです。しかしここでは忘れ去られていたためか、こうして生き残って現役の標識としてがんばっています。 以前、旧標識について調べている時にたまたま訪れたサイトでは『幻の標識』と言われており、まだ全国でも3枚しか見つかっていません。まだまだあるものと思われますが、発見は難しいと思われる大変珍しい旧標識なのです。 関西(というか西日本)エリアでは初めての発見となったようですが、一度に2枚も発見できたと言うこともさることながら、40年以上前に設置された標識が、こうして生き残っていることは奇跡でしょう。 (2001年9月発見) |
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設置場所は白藤小学校前。現在、休校中の小学校です。現地までは、ガードレールのない急勾配と急カーブが続く極狭路を走らねばなりません。路面状態も非常に悪く、運転を誤れば谷底へ一直線という極悪路でもあるため、バイク・車では行かない方が賢明です。運転に自信のない方、初心者ライダー・ドライバーの方は行ってはいけません。 もちろん冬期は路面凍結・積雪がある所です。冬期や大雨の時も訪れるのは止めておくのが身のためです。 現地へは電車で行くことをお勧めします。最寄り駅は南海高野線紀伊神谷駅。ここから激坂を登ると着くようです。極楽橋駅からだと、r118を南へ約2km歩くと到着します。 |
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飲酒運転厳禁! (滋賀県甲賀郡土山町) |
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実に分かりやすい標識です。徳利とおちょこを並べて禁止とシンプルにデザインされています。『飲酒運転厳禁』とまで書かれるところを見ると、この地区は飲酒運転の多発地帯なのでしょうか? 繁華街であれば至る所で見かけることになりますが、他では見たことはありません。土山町独自の標識なのでしょう。土山町の『かもしか温泉』出口にありました。 標識で注意されるまでもなく、絶対に飲酒運転はしないようにして下さい。 (2001年10月発見) |
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団子標識 (滋賀県甲賀郡土山町) |
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R477の滋賀県と三重県の境にある武平TN滋賀口にあったのがこの標識です。『追い越し禁止』、『最高速度40キロ』、『Uターン禁止』、『駐停車禁止』と4つの標識が設置されています。3枚の標識が付いた団子標識はあちこち見ますが、4枚も設置されているのは初めて見ました。 5枚・6枚も設置されているのもあるかも知れませんけど、まずは4枚標識からということで。ちなみに現地は冬期通行止めになるので、12〜3月は訪れることは出来ません。 (2001年10月発見) |
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転落注意! その2 (三重県四日市市) |
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瀬戸内海の伯方島で見かけた『転落注意』の標識ですが、三重県四日市市の四日市港にもありました。四日市港の埠頭入口のゲート横に設置されています。 以前、バイクで四日市港の埠頭に迷い込んだことがあるのですが、埠頭にはガードレールなどはなくよそ見すれば海へ落ちてしまいます。それゆえの標識なのです。 よく見てみると伯方島の標識とは車のデザインが異なっており、こちらの方が窓が大きくサイドミラーも付いています。 (2001年10月発見) |
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かけ足小学生(その2) (徳島県美馬郡穴吹町) |
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2001年9月に和歌山県高野町内で発見した『かけ足小学生』こと『学校有り』の旧標識ですが、『発見は難しいと思われる』と書いておきながら、2ヶ月後の2001年11月にあっさりと見つけてしまいました。(^^) 前の標識は高野山の山中で見つけたのですが、今回発見した標識は意外なことに穴吹町の町中にありました。R192とR193、R492との交差点に停まって標識を撮影しようとしたときに偶然見つけたのですが、結構人目に付く所にあって『え?こんな所に?』と一瞬我が目を疑いました。 しかしご覧の通り、まぎれもない『学校有り』の旧標識。四国では初発見なのではないでしょうか。こうなるとまだあちこちに残っているのかも知れませんね。 標識は、R192とR193、R492との交差点からR492を木屋平村方面へ50mほど走った所にあります。JR徳島線の踏切を渡ってすぐの所です。 (2001年11月発見) |
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