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◆Update:平成23年(2011年)1月 26日 |
三重県道中井浦九鬼線 |
■三重県尾鷲市 |
○三重県道中井浦九鬼線 【三重県尾鷲市】 |
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【レポートはR42→R311方向(起点→終点方向)です。】 |
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■三重県尾鷲市【尾鷲市坂場西町〜尾鷲市行野浦】 |
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r778(中井浦九鬼線)の起点は尾鷲市坂場西町の坂場交差点。R42とR425との交差点であり、R425起点にもなっている交差点である。r778に入るとすぐにJR紀勢本線をアンダーパスして2車線道で尾鷲の町中に入って行く。300mほど進むと弥栄橋を渡って北川の左岸を進むようになる。尾鷲神社と金剛寺前を通り抜け、しばらく2車線道を進むと八幡大橋北詰に到着する。 案内標識にr778の表示がないので一瞬迷うが、r778は北詰を右折して八幡大橋で北川を渡るのが正解。北川を渡ると2車線道で町中を進む。尾鷲港に向かうr203(県道尾鷲港尾鷲停車場線)との交差点を過ぎると、r778の左側に工場を見ながら進んで行く。やがて中川を中川大橋で渡ると中部電力三田火力発電所前に至る。しばらく発電所横を進んでR42に向かう市道との交差点を過ぎると、矢ノ川を矢ノ川大橋で渡り、尾鷲の町中から抜けてJR紀勢本線と併走しながら 海沿いを進むようになる。海岸沿いを進む2車線道を1.5kmほど進むと尾鷲市大曽根浦の町中に入り、JR紀勢本線の大曽根浦駅前に至る。 大曽根駅付近では1.5車線狭路道となるが、JR紀勢本線をアンダーパスすると道幅は再び2車線道になり、JRを左側に見ながら進む。ほどなくしてJRの線路から離れると、r778は見通しの悪いカーブが連続するようになる。海岸の近くを走っているのだが、海側には木々が生い茂っており海は見えず、まるで山中を走っているように思えてくる。 尾鷲市行野浦の町に近づくと広狭混在区間となり、1.5〜2車線道が断続するようになる。海岸線を行くローカル国道らしくなると、やがて行野浦の町に到着する。R42交差点から約7kmである。 |
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<<写真はすべて平成22年(2010年)5月撮影>> |
■三重県尾鷲市【尾鷲市行野浦】 |
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r778沿いにある町として、尾鷲市行野浦の町が最後となる。行野浦の町を抜けると終点となるR311交差点まで沿道には集落や町はない。ただひたすら山中を進むだけとなる。現役国道時代だと、尾鷲市九鬼町の町まで山中を進んでいたのだろう。 行野浦の町を抜けると、r778は1〜1.5車線幅の道が断続する狭路県道になる。地図を見ると海岸線近くを通っているが、リアス式海岸となっていて海岸のすぐ近くまで山となっているため、薄暗い山中を進んで行くことになる。たまに木立の隙間から海が見えるぐらいなので、シーサイドランはほとんど期待できない。 海岸線近くなのだが、見通しの悪い急カーブが連続する山中の狭路ローカル県道を進んで行くことになる。急カーブをいくつも曲がって進んで行くのだが、カーブを曲がるたびに海が見える方向が”右側””左側”と変わるので、走っている間に方向が分からなくなってしまう 。 |
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<<写真はすべて平成22年(2010年)5月撮影>> |
■三重県尾鷲市【尾鷲市行野浦】 |
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一部にセンターラインのある2車線道もあるが、ほとんどは1車線狭路のローカル県道を進む。荒れた路面は少なく、路面状態は比較的良好だ。ただ道路中央に苔が生えている場所があるので注意を要する。 見通しの悪いカーブをいくつも曲がりながら山中を淡々と進んで行く。やがて幾本かの谷を渡るようになるのだが、橋名のある橋もあれば『無名橋』という橋名が付いている橋もある。『無名橋』は『1』から始まり、『7』ぐらいまであったように思う。 クネクネする狭路をひたすら進む。人家のない深い山中を走り続け、行野浦の町から8kmほど行くと新八鬼山林道分岐点に出る。新八鬼山林道は行き止まりの林道らしい。まだ建設中なのだろうか? 林道分岐点からは少し道幅が広がり、1.5〜狭い2車線幅ぐらいの道を1kmほど進んで行くと八鬼山に登る林道分岐点に到着する。 |
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<<写真はすべて平成22年(2010年)5月撮影>> |
■三重県尾鷲市【尾鷲市行野浦〜尾鷲市九鬼町】 |
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林道分岐点は左に向かい坂を下る。ここからは急勾配の坂道となり、一気に標高を下げて行く。1.5〜狭い2車線が断続するようになり幾分走りやすくなるものの、相変わらず見通しの悪いカーブが続く。 しばらくすると勾配は少し緩くなる。淡々と山中の県道を下って行く。途中では不法投棄された粗大ゴミがあったりと、山中のローカル県道にお決まりの物もあったりする。 行野浦の町中以来となる民家(作業所?)が1軒だけ山中にあり、その前を通り過ぎて1.3kmほど坂を下ると急な左カーブを曲がり、ほどなくしてr778終点となるR311との交差点に到着する。R42との坂場交差点から約17kmであった。 |
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<<写真はすべて平成22年(2010年)5月撮影>> |
<<MEMO>> |
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■概況・交通量など 整備が進んでいるのは尾鷲市行野浦の町までの約7kmの区間だけで、残りは山中をウネウネと曲がりながら進む狭路のローカル県道となっています。r778は八鬼山トンネルが開通するまでR311だった道路ですが、現役国道時代は悪狭路の3ケタ国道であったことが分かります。 交通量があるのも行野浦までで、行野浦以遠の車の通行量は激減します。山中区間は交通量の少ない区間とはいえ、対向車と希に出会うこともあるので、見通しの悪い区間では対向車に注意が必要です。 ■ガソリンスタンド 尾鷲の町中を過ぎるとGSはありません。 ■アドバイス 見通しの悪い狭路が延々と続きます。悪路走行の運転初心者の方は複数人か複数台で行かれることをお勧めします。 道路もアップダウンが続き、意外と勾配が急な坂道が続きます。行野浦の町を過ぎると沿道には集落や自販機、公衆電話などはありません。飲み物などは事前に購入しておくことをお勧めします。 ■注意点 対向車には注意してください。山中の狭路区間には街灯などはないので、日没後は走らない方が無難です。 大雨や台風接近時、悪天候時の走行は大変危険なので走らない方が良いでしょう。おそらく通行止めになると思います。また 冬期は路面凍結があるようです。何カ所かに凍結防止剤が入った箱がありました。冬期の通行には注意してください。 |
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●走行DATA |
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三重県尾鷲市 【起点→終点方向を走行】 >>走行日:平成22年(2010年)5月13日 |
三重県道中井浦九鬼線【終】 |