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国道166号線は、大阪府羽曳野市〜三重県松阪市を結ぶ3ケタ国道。もともとは1953(昭28)年5月に制定された奈良県大和高田市〜三重県松阪市間の国道だったが、1975年(昭50)4月に大阪府羽曳野市まで延長された。かつては奈良県と三重県を結ぶローカル3ケタ国道であったが、拡張・整備が進んで、現在ではほとんどの区間が快適な2車線国道になっている。 R166は昔の竹内街道や和歌山街道に沿ったルートで設定されている。現R166が町の外を走るのに対して、旧道は旧街道沿いの町中を通るために、旧街道筋の町並みの雰囲気が残る区間が多い。 【左写真】:竹内峠の旧道沿いにある奈良県の標。『從是東 奈良縣管轄』と掘られている。 |
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国道166号線旧道 |
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国道166号線旧道 【竹内峠】 |
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R166竹内峠は大阪府と奈良県の境に位置する峠で、日本最初の官道(今の国道に当たる)である竹内街道の難所の峠であった。 子供の頃、正月に親父の運転する車で橿原神宮にお参りに向かう時は羽曳野から大和高田に抜けていたのだが、『竹内峠を越えて行くのが一番早い』と言って途中で1車線のクネクネする山道を走り、面白がっていたのを覚えている。昔はかなり酷な1車線の峠道だったようだが、今では1984年(昭59年)頃に完成した急勾配の直線道路で一気に通り抜けてしまっている。 |
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国道166号線旧道 竹内峠 【奈良県側分岐点〜現道交差点】 |
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記述方向:奈良県→大阪府方向 |
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R166旧道の奈良県側分岐点は、奈良県北葛城郡当麻町竹内地区にあるr704(県道竹内河南線)分岐点近くにある。大和高田市から大阪府方面に向かうと、r30(県道御所香芝線)交差点を過ぎると急勾配のヘアピンカーブを曲がるが、このカーブを曲がって約500mほど竹内峠方面に進んだ付近となる。しばらくの間、南阪奈道路建設のため工事専用道となっていたが、建設工事が一段落した頃に警備員の詰所も撤去され、一時は一般車も通行できるようになっていた。しかし、2003年(平15年)7月にR166を走ったみると、旧道入口にあったゲートが閉じられているのを確認。 現在ではバイク・車とも通行不可能となってしまった。 旧道は1車線幅の狭路。現道が急勾配の坂道で駆け上がるのに対して、旧道は緩やかな勾配の狭路坂道で進んで行く。すぐに鬱蒼とした山間に入り、薄ぐらい山中を進んで行くようになる。しばらくは緩やかな勾配の狭路坂道を上って行くが、奈良県側旧道分岐点から700mほど進むと突然高速道路が現れる。南阪奈道路の竹内峠TN抗口(奈良県側)脇に出たのだ。おそらくはこのTN工事のための専用道路となっていたのだろう。 南阪奈道路とTNを左側に見ながら、緩やかな左カーブの坂道を上って行く。TN抗口の真上を通り過ぎると、南阪奈道路に沿う側道(作業道?)の分岐点に到着。ここを過ぎると旧道は急勾配の狭路坂道となって山中に入る。路面が少し荒れた舗装路で鬱蒼とした深い山中を進んで行く。この付近は昔のままのようだ。 ときおり現道からトラックの走行音が聞こえてくる。旧道は現道のすぐ真下を通っているのだ。奈良県側の旧道分岐点より1.3kmほど進むと、急な右カーブを曲がりR166現道をアンダーパスする。現道を過ぎると、今度は急な左カーブを描きながら薄ぐらい森の中に入る。旧道っぽい雰囲気が漂うが、わずか100mほど進むとR166現道との交差点に到着した。奈良県側旧道分岐点より約1.4kmである。 ここの交差点の旧道入口にもガードレールによるゲートが設置されてしまったので、バイク・車でのこの区間の旧道への乗り入れは不可能となってしまった。 |
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国道166号線旧道 竹内峠 【現道交差点〜大阪府側分岐点】 |
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記述方向:奈良県→大阪府方向 |
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R166現道を横断すると、道幅は1.5車線分ぐらいに広がる。ところが旧道は遊歩道として整備されており、入口には石のブロックが置かれてしまいバイク・車での進入は不可能となってしまっている。 遊歩道は旧道をそのまま整備したようで、ウネウネと小刻みなカーブを描きながら進む急勾配の坂道となっている。 200mほど坂道を上ると大阪府と奈良県の府県境に到着。ここには『從是東 奈良縣管轄』と記された石標が立っている。ここが竹内峠であり、峠からは大阪平野と奈良盆地に広がる町並みを眺めることが出来る。かつては鬱蒼とした峠だったのだろうが、現在ではすぐ脇をR166現道が走っており昔の面影はほとんどない。 大阪府側に入ると路面は普通のアスファルト舗装に戻る。道幅も1車線幅の狭路となり、急勾配の坂道を100mほど下ると大阪府側の旧道分岐点に到着する。現道交差点より約300m、奈良県側旧道分岐点より約1.7kmである。 R166竹内峠旧道の大阪府側分岐点は、大阪府・奈良県の府県境直前にある。現道から分かれる1車線幅の狭路坂道が旧道で、奈良県側に合わせて入口にはポールが設置されており車・バイクでの進入は不可能となっている。 |
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☆★☆ 国道166号線旧道 ☆★☆ 【竹内峠】 |
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竹内峠旧道の内、府県境を含む約300mの間は遊歩道として整備されています。整備されているのは奈良県側のみで、大阪府側はアスファルト舗装のままでした。奈良県側に呼応して車が通らないようポールを設置したぐらいです。バイク・車の通行は禁止されています。ちなみに私はバイクのエンジンを切って押して歩きました。(^^;) しばらくの間、工事専用道路となっていた奈良県側の旧道は、2002年(平14年)秋頃には一般車も通ることが出来るようになりましたが、03年(平15年)7月にR166を走ってみたら、麓の旧道入口のゲートは閉じられ、峠の旧道入口にはゲート(ガードレール)が設置されていました。不法投棄防止が主な狙いでしょう。 これによって竹内峠のR166旧道は、バイク・車での通行は不可能となってしまいました。徒歩であれば通行可能です。 竹内峠の旧道は、そのまま散策道にもなっているようなので、土日祝日などは「竹内街道」を歩いて楽しむハイカーの方々を時々見かけます。旧道区間へはバイク・車は滅多に走らないでしょうが、歩行者には注意して下さい。 冬期は路面凍結・積雪がある場合があるので注意して下さい。 |
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◆竹内街道 竹内峠から奈良側の旧竹内街道は、R166から少し南側に離れた集落内を東に向かって長尾神社まで続いています。道は完全1車線区間だが走行可能です。 竹内峠旧道の奈良県側分岐点から少し大和高田市寄りに進んだカーブの手前から狭路が分岐していますが、この狭路がかつての街道となります。(元国道かどうかは不明なので、旧国道として扱っていません。) 竹内集落内の道は完全1車線道路で車同士の離合は大変困難なので、車では走らない方が無難です。集落内の旧街道は地区の人達の生活道路となっていて、地元の人達の車がよく走っています。 旧街道に沿って東に進むとr30を越してやがて長尾神社に出ます。旧街道の沿道には昔の街道の雰囲気を残している家々が並んでいるので、バイク・車から降りて歩いてみるのも良いかもしれません。旧竹内街道は歩いて散策している人がいるので走る時は注意が必要です。 |
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【走行DATA】 R166竹内峠旧道 【大阪府→奈良県方向で走行】 (大阪府側分岐点〜現道交差点間) 2000年3月18日/01年6月1日 |
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【奈良県→大阪府方向で走行】 (奈良県側分岐点〜現道交差点間) 2002年10月20日 |
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国道166号線旧道 |
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R166佐倉峠を越えて奈良県大宇陀町方面に向かう。峠を越えて坂道を下り終えると、R166は平坦な整備された2車線道となる。しばらくすると、R166の脇を平行する1.5車線道に気付く。その道は何度かR166と交差した後、旧街道沿いの町という雰囲気がある菟田野の町中に進んで行く。 現在のR166が菟田野の町を妙なルートで通っているので、この町中を通る道が旧街道であり旧国道のルートと思われるが、今ひとつ確証がもてない。おそらくは旧国道だと思われる。 |
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奈良県宇陀郡菟田野町 【宇賀志地区】 |
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記述方向:東吉野村→菟田野町方向 |
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佐倉峠から大宇陀方面に走ると、菟田野町宇賀志地区で右側に1.5車線の旧道が右側に分岐する。現R166の北側を平行して進む道が旧道(らしき道)。道は全区間1.5車線幅の舗装道路。水田の中を突っ切る現R166に対して、宇賀志地区の集落内を進む。沿道の家は白い土蔵のある古い家が建ち並ぶ。 宇賀志小学校の近くで一度現R166と接触するが、すぐに離れてまた集落の中を進む。生活道路と化している道沿いには民家が多く建ち並ぶ。水田地帯の農村という感じだ。やがて信号付きの交差点で現R166と交差し現道の南側へ。500mほど集落内を通って三度目の合流となる。 |
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奈良県宇陀郡菟田野町 【松井地区〜岩崎地区】 |
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記述方向:東吉野村→菟田野町方向 |
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旧道(らしき道)はこれで終わりではなく、すぐに蛇行する川に沿って現道から南に向かって分岐する。分岐すると菟田野町松井地区の町中に入る。町中でr31(県道榛原菟田野御杖線)と合流すると、旧街道筋の雰囲気が濃い町中を進む。舗装された1.5車線道が続き、沿道には昔ながらの造りの家が建ち並ぶ。町中はr31のようだが、県道を示す標識などはなかった。 菟田野町古市場地区に入る付近にある地蔵ヶ辻交差点で、現R166と5度目の交差。この交差点の信号は長い。現R166は町の南側を迂回するように進むが、旧道(らしき道:現r31)は旧街道に沿ってここから古市場地区の町中に入る。古市場地区のr31は、道幅が狭いために、9〜19時は自動車の通行禁止(大宇陀町→東吉野村方向の一方通行?)の通行規制が行われている。この通行規制が行われている区間は、旧街道沿いの町の雰囲気が濃い区間だった。 規制はr218(県道内牧菟田野線)との交差点まで。ここから先は古市場地区のやや新しい町中を進む。さきほどまでの昔ながらの造りの家は少なくなり、鉄筋造りの家や小さいビルが目立つようになる。道は、現R166からの2車線道(r31)との交差点でr31から離れ、現R166の北側を再び走るようになる。1.5〜2車線幅の道を西へ向かうと、菟田野町岩崎地区で現R166と合流した。 |
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☆★☆ 国道166号線旧道 ☆★☆ 【奈良県宇陀郡菟田野町】 |
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菟田野地区の旧道ははっきりしていません。m(_ _)m 1972年(昭47年)発行の地図を見ると、R166は既に現在のルートで記されていました。R166は和歌山街道(伊勢街道)に沿った道筋ですが、同街道沿いに進むのは東吉野村鷲家地区から。菟田野町の付近は、大宇陀と和歌山街道(伊勢街道)を結ぶ同街道の支線のような街道のルートに沿っていと思われます。 菟田野町古市場地区の現R166が蛇行しながら町を突っ切るという不思議な経路を示すのと、町中には旧街道の雰囲気を色濃く残す1.5車線道があるので、今回走った道を旧道と判断した次第です。100%旧道と言い切れないので、『旧道(らしき道)』と記しています。 r31区間は、旧街道の雰囲気を色濃く残す区間です。町中の生活道路で、沿道にある小学校へ通学する小学生達が歩いています。走行時は注意してください。 |
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【走行DATA】 奈良県宇陀郡菟田野町 【東吉野村→菟田野町方向/菟田野町→大宇陀町方向を走行】 2001年5月13日/他 |