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国道169号線旧道(4-1) |
■伯母谷道路旧道 |
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◆国道169号線伯母谷道路旧道 |
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■伯母谷道路旧道 元々は明治時代に整備された道路の後身となる。県道上市木ノ本線となってからは車道として本格的に整備されたが、谷間を行く1車線狭路のままであった。この車道を整備して一部拡幅したのが晩年の国道となる。 @管理人がバイクに乗って走り始めたのは平7年(1995年)のことで、その頃のR169は現在の旧道が国道であった。途中に離合困難な狭路区間があったため、交互通行区間が2区間設定され信号が設置されていた。 この交互通行区間も、まずは伯母谷道路一部開通により北側(川上村寄り)の交互通行区間が解消され、残る南側(上北山村寄り)の交互通行区間も平15年1月の全開通により解消されている。 R169伯母谷道路全通により交互通行区間も含めた全区間が国道指定を解除されて旧道となり、今は静かに余生を送っている。 |
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■R169伯母谷道路 大迫ダムを過ぎて南に向かうと、R169は2車線ワインディングとなって徐々に標高を上げて行く。やがて谷底(大迫貯水池沿い)から上がってきた r224(県道大台大迫線)が合流。そこからほどなくしてR169は伯母谷大橋を渡って伯母谷トンネルに入り、約5kmものR169伯母谷道路区間に入る。 伯母谷道路は5つのトンネルと4つの橋梁から構成された、途中にループ構造の橋を持つバイパス道路。平成10年(1998年)頃に北半分( 川上村寄り)の伯母谷トンネル(L=445m)と栗の木トンネル(L=1297m)が先行して供用開始された。この時点で北半分が旧道となり、交互信号区間1区間が解消された。 R169伯母谷道路は部分供用となったわけだが、伯母谷道路とR169旧道の間はかなりの標高差があるため、 先行供用開始に合わせて滝の脇トンネル北口前から鉄骨で組み立てられた連絡道が建設され、伯母谷道路とR169旧道を結んでいた。通行する車輌は、伯母谷道路全面開通までの間、この仮設連絡道路を走っていた。 その後、南半分( 上北山村寄り)の区間も建設が順調に進み、滝の脇トンネル(L=207m)・一ヶ山トンネル(L-440m)・大獄トンネル(L=1030m)の残る3トンネルとループ橋を含めた南半分の区間が完成し、平成15年(2003年)1月17日に供用開始となり、晴れて全区間供用開始された。 |
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■国道169号線伯母谷道路旧道【現役国道時代】 ■国道169号線伯母谷道路旧道【2001年レポート】 ■国道169号線伯母谷道路旧道【2003年レポート】 ■国道169号線伯母谷道路旧道【2005年レポート】 ■国道169号線伯母谷道路旧道【2007年レポート】 ■国道169号線伯母谷道路旧道【2009年レポート】 |
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>>Update H22(2010).03.23 |
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○国道169号線伯母谷道路旧道 【現役国道時代】 |
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@管理人がバイクに乗ってウロウロし始めたのは平成7年(1995年)の頃で、R169もその頃から走っていた。当時は伯母谷道路が建設中の頃。現在の旧道全線が現役国道であった頃で、交互通行区間が2区間ある谷間を行く狭路であった。 平10年(1998年)頃に伯母谷トンネル〜栗の木トンネルまでが部分開通した後は、滝の脇トンネル北口前から鉄骨で出来た連絡道路が設けられ、谷間の国道(当時)とバイパスである伯母谷道路を結んでいた。先に伯母谷トンネル南口〜連絡道路接続点までの間が旧道となり、北側の交互通行区間が解消された。連絡道路接続点から南は現役国道であったため、南側の交互通行区間は引き続き残っていた。 最終的に南側の交互通行区間が役目を終えるのは、伯母谷道路全通の平成15年(2003年)1月のこと。バイパス全通により旧道となったため、通る車が激減したので自然と役目を終えたのだ。旧道となってからは信号は早々に撤去されてしまい、今は路面の停止線ぐらいしか痕跡は残っていない。 |
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◆現役国道時代レポート終わり |
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○国道169号線伯母谷道路旧道 |
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【レポートは川上村→上北山村方向(北→南方向)です。】 |
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R169伯母谷道路旧道北側分岐点は伯母谷トンネル北口前となる。トンネル北口前で左に別れる狭路が旧道で、R169現道から分岐すると揺るやかな坂道を下り、鬱蒼とした薄暗い杉林の中に入って行く。走行当時は路面の舗装工事が行われいた関係で、一時的にではあるか短いダート道となっていた。 しばらく進むと山中の一軒家が現れる。ここを過ぎて少し進むと2車線道となった。この間は常設信号が設置され、交互通行が行われていた区間。伯母谷道路一部開通により旧道となったため信号機は撤去されてしまったが、路面の停止線は残っている。 交互通行区間を過ぎると狭路となって淡々と山中を進む。断崖下を通る見通しの悪い狭路をしばらく進むと、建設中の伯母谷道路ループ橋が見えてくる。その橋脚の真下に来ると右側に鉄骨が現れた。先行供用されている伯母谷道路からの仮設連絡道路の基部だ。仮設道路設置により少し道幅が狭くなっているが、狭路坂道を上ると仮設連絡道路との交差点に到着した。ここから南は現役国道となっている。 |
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<<写真はすべて2001年4月撮影>> |
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◆2001年レポート終わり |
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○国道169号線伯母谷道路旧道 |
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【レポートは上北山村→川上村方向(南→北方向)です。】 |
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■吉野郡川上村【南側分岐点〜仮設連絡道路分岐点】 |
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R169伯母谷道路の一番南にある トンネルが大獄トンネル。R169伯母谷道路旧道の南側(上北山村側)分岐点は、この大獄トンネルから100mほど南に進んだ伯母峯大橋南詰となる。伯母峯大橋は伯母谷道路の一部として建設された橋で、大獄 トンネル南側にある谷を跨ぐように建設された。 大橋は2車線の立派な橋。この南詰から左に分岐する1.5車線道がR169旧道である。旧道は左に分岐した後、緩やかな右カーブを描きながら山の斜面に沿って200mほど進み、大獄 トンネル南口の真ん前でR169伯母谷道路と交差して横切って行く。以前はこの付近に交互通行用の信号機(上北山村寄りの信号)が設置されていた。 R169伯母谷道路を過ぎると、旧道は見通しの悪い小刻みなカーブが連続する急勾配の1〜1.5車線道となって山深い所に入って行く。離合困難な区間であったため交互通行区間であった。旧道分岐点から400mほど進むと、かつて信号機(川上村寄りの信号)が設置されていた地点に出た。上北山村寄りの信号機が大獄 トンネルの工事進行に伴い移設→撤去→簡易信号機へと変化したのに対し、川上村側の信号機は交互通行が解消されるまで3色信号機のままがんばっていた。 信号機跡を過ぎると、旧道は狭い2車線幅の急勾配の坂道となって下って行く。見通しの悪い小刻みなカーブが連続するワインディング区間だ。この区間は元々狭路だった道を拡幅している。葛折りに近いカーブでさえも2車線幅に拡幅しているので、かなりの急勾配を伴う小刻みなカーブが連続していた。トラックや観光バスの離合が困難となり、時々渋滞の列が発生していた。 旧道に見られる幅広のカーブは大型車との離合のために設けられたのだが、旧道となり対向車などほとんど来なくなった今では、かつて主要国道であったことの名残となってしまっている。 信号機跡を過ぎると、断崖下を走る狭い2車線幅の道が延々と続く。右側には深い谷となっている。現役国道時代末期は路面のアスファルトにヒビが入っていたり、落石が転がっていたりして少し荒れていた。しかし平成15年(2003年)4月に走ってみると舗装し直されて走りやすい路面になっていた。これからは あまり整備されなくなるので、「最後の大整備」が急ぎ行われたのだろうか? いくつものカーブをクリアして行くと、やがてR169伯母谷道路のループ橋が見えてきた。やがて急勾配の坂道を下ると、R16 9伯母谷道路ループ橋の真下に到着する。この付近に滝の脇TN北口前から下ってきていた鉄骨で作られた仮設連絡道路が接続していた。南側の旧道分岐点から約2kmである。 |
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<<写真はすべて2003年4月撮影>> *以前のレポートを修正・訂正し、写真を差し替えて再掲載しています。 |
■吉野郡川上村【仮設連絡道路】 |
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R169伯母谷道路が 一部先行供用されていた時は、滝の脇トンネル北口前から鉄骨で組んだ仮設連絡道路が設けられていた。山の急斜面に沿って建設されていたので、かなりの急勾配を持つ連絡道路だった。連絡道路はR169伯母谷ループ橋の真下でR169旧道と接続するようになっていた。 伯母谷道路の全面供用開始に合わせて連絡道路もその役目を終えた。平成15年(2003年)4月に訪れた時は、仮設道路の撤去作業が進められていた。連絡道路のアスファルトは剥ぎ取られ た状態となっており、R169伯母谷道路との接続付近の鉄骨はすでに撤去されていた。いずれは姿を消してしまうのだろう。 |
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<<撮影年月の記載が無い写真はすべて2003年4月撮影>> *以前のレポートを修正・訂正し、写真を差し替えて再掲載しています。 |
■吉野郡川上村【仮設連絡道路分岐点〜北側分岐点】 |
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R169伯母谷ループ橋の真下を過ぎると、R169旧道は1.5車線幅の狭路となって急カーブを繰り返しながら進んで行く。この付近は断崖下を通る区間で、道の山側は切り立った岩肌となっており防護網が設けられている。道はほぼ平坦な狭路で、ほとんどが1.5車線道で一部に狭い2車線道がある程度だ。 通る車がほとんどいなくなった谷間の狭路を2kmほど進んで行く。やがて道幅が広い2車線幅となり、一見すると広場のような所に出る。ここがかつてあった北側( 川上村側)交互通行区間の南側(上北山村寄り)信号機が設置されていた所である。今では材木置き場と化しているが、路面には停止線がそのまま残されており、ここに信号機があったことを証明している。 ここを過ぎるとR169旧道は1車線道となる。離合困難な道幅で交互通行区間であったことが納得出来る。民家(?)の前を通り過ぎると杉林の中に入る。鬱蒼とした暗い杉林の中に入った付近が少し広くなっており、この付近に交互通行区間の北側( 川上村寄り)の信号機があったように思う。 杉林の中に入ると路面が新しくなっていた。そのまま400mほど杉林の中を進んで行くと、揺るやかな勾配の坂道を上り、R169伯母谷道路の伯母谷 トンネル北口前でR169現道と合流した。ここがR169伯母谷道路の北側(川上村側)分岐点である。南側(上北山村側)分岐点から約4km、仮設連絡道路接続部付近から約2kmである。 |
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<<写真はすべて2003年4月撮影>> *以前のレポートを修正・訂正し、写真を差し替えて再掲載しています。 |
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◆2003年レポート終わり |