起点終点 〜きてんしゅうてん〜
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実走調査していない都道府県道や国道の起点終点をまとめてみました。 その他、旧街道の起点終点の石碑などもあれば載せていきます。 |
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こんてんつ (記載は発見順です) |
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国道23号線終点 (三重県伊勢市) |
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国道23号線は、愛知県豊橋市〜三重県伊勢市間(約183km)の2ケタ国道。いわゆる建設省(現:国土交通省)直轄の国道です。その終点がここ、伊勢神宮の近くなわけです。堂々と『終点』と主張しているところが立派です。 左にある黄色い円柱形の柱は国道の起点終点を示すモノなんでしょうかね?ちなみに国道23号線の起点は愛知県豊橋市で、伊勢湾をぐるっとまわって来ます。 国道標識の写真を撮り始めるきっかけともなった写真です。
(1995年6月発見) |
北海道道の起点終点 壱 (北海道上富良野町) |
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r966こと北海道道十勝岳温泉美瑛線の起点を示す標識です。r291とr966、r242(?)の3つの道道が交わる所にありました。 r3966という4ケタ道道番号は旧番号で、現在ではr966という3ケタ道道となっています。旧番号時代の標識をそのまま使用しているのでしょう。 この頃(1997年頃)は一部ダートと舗装されているが荒れた未改良区間(1車線の弩怖道)が残っており、ZRX400で走って吹上の湯に行きました。 2001年6月に十勝岳温泉に行ってから吹上の湯に向かうときに交差点を通り |
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ましたが、この標識はまだ健在でした。 (1997年9月発見・2001年6月再確認) |
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R227・R228終点 (北海道江差町) |
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R227とR228は共に北海道の3ケタ国道。R227が厚沢部町経由で北回りで、R228が松前町経由で松前半島を海岸沿いに南回りで、それぞれ函館市〜江差町を結んでいます。 その終点を示すモノが江差町市街にあります。市街地の国道沿いの電柱に小さい標識が付けられているだけで、うかっりしていたら見逃してしまうようなモノでした。 場所は江差町市街にある『中村家』近くにあります。 (1998年9月発見)
【写真上】:北側の『R227終点』の表示。ここまでがR227。 【写真下】:南側の『R228終点』の表示。この裏がR227の表示になっています。 |
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R280・R339分岐点 (青森県三厩村) |
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青森県三厩村の三厩港近くの国道沿いにR280とR339の分岐点を示すモノがありました。 R280は青森市から津軽半島の東海岸を北上して、青森県三厩村から津軽海峡を渡って北海道福島町に上陸し北海道函館市に至るのですが、どうやらこの地がR280本州区間の終点であり、三厩港から北海道に渡るようです。 R339は、青森県弘前市から津軽半島の西海岸を北上して龍飛崎経由で青森県三厩村に至る3ケタ国道。この地点がR339終点ということになります。 『R339⇔R280』の標識の下には、『国道二八〇号 国道三三九号 分岐点』 |
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と記された石標が立てられています。 また道を挟んだ向かい側にはR280とR339の団子標識も立てられています。(これも撮影したのですが、何故かピンボケ写真となってしまいました・・・) (1998年9月発見) 【写真】:標識の向こうは三厩港。夏期だけ三厩〜福島間にフェリーが運行されます。 |
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日本最北東端の標識 (北海道羅臼町) |
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北海道の北東にある知床半島。半島の南側・羅臼町の海岸沿いには北海道道87号線(r87)が走っています。r87は羅臼の町と相泊の町を結ぶ約24kmの2車線の舗装路。晴れた日には国後島を見ながら走ることになります。 正式名称は『知床公園羅臼線』なのですが、知床半島の先端にある知床岬までは通じておらず、途中の羅臼町相泊までとなっています。その端点は相泊港から少し行った相泊橋を渡った所にあります。橋を渡った所で舗装路は途切れ、その先は道なのか広場なのか分からないダートの道らしきモノが北東に続いています。昔は集落があったかも知れませんが、この先には今は集落はないために道はここまでとなっているようです。 ところでr87の起点は羅臼町相泊まりのようです。というのもこの相泊橋を渡ったところに、r87の旧番号である『r736 起点』の標識が立っていました。北東に向かって道がないところから、恐らくこの標識は現時点で日本最北東端の標識となるのでしょう。 (1998年9月発見) |
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【写真上】:相泊橋を渡った所にあったr736の起点標識。r87の改番前の番号。現時点で日本最北東端の標識でしょう。 【写真下】:最北端の飯屋である『熊の穴』の前に付近にあるr87の標識。これは改番後設置されたモノ。 |
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北海道道の起点終点 弐 (北海道別海町) |
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このタイプの北海道道の標識は、一般のモノよりも2倍ほど大きく非常に目立ち、一枚に路線番号と路線名、そして起点終点をまとめて表示してあります。道道の起点終点にはあるようですが、道道番号の改正や工事などがあれば取り替えているようです。 写真の道道標識は、野付半島を走るr950(野付風連公園線)の起点標識。r950先端のトドワラを見に行く休憩所から更に2kmほど進んだ所にあります。 |
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このタイプはまだ道内に結構残っているようですので、もしかしたらまだ現役の標識かも知れません。 (99年11月発見) |
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仙台市道路元標 (宮城県仙台市) |
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仙台市青葉区の交差点の角に『仙台市道路元標』というモノがありました。仙台市(宮城県?)の道路元標ということで、ここを起点として主要国道が延びているようです。標には『一般国道四号線起点』『一般国道国道四五号線起点』『一般国道四八号線起点』と標されていました。 隣の石碑には由来が書かれていました。これも撮影したのですが写真では判読不可能となってしまい、記憶している範囲では、確か3つの国道の起点であるといった内容の事を書かれていたと思います。 元標は仙台市内の大通りである東二番町丁通りと常禅寺通りのとの交差点(東二丁常禅寺交差点?)の匂当台公園に面した角にあります。 交差点周辺にはバイク・車を停めずらいので、他の場所に停めて歩いて来ることをお勧めします。 (2000年9月9日発見・撮影) |
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国道45号線・国道48号線起点 (宮城県仙台市) |
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上の道路元標を見つけて辺りを見回すと、起点標識がありました。この交差点は、R45とR48の起点ともなっているので設置されていて当然かも知れません。R45はここから三陸海岸沿いにひたすら北上して青森県青森市まで。R48は東北を横断して山形県山形市まで続いています。R4は仙台はあくまでも一中継点ということで、起点標識は見当たりませんでした。 バイク・車で国道全区間走破されている方なら自分のバイク・車と一緒に撮影したいでしょうが、交通量が非常に多い交差点なのでそれはちと難しいかも知れません。訪れた時は徒歩で仙台市内観光の最中だったので歩道から撮影しました。 (2000年9月9日発見・撮影)
【写真上】:こちらがR45起点標識。交差点からR45に入ってすぐの下り車線(仙台→松島方面)に あったモノ。 【写真下】:こちらはR48起点標識。R48の交差点入口にあった。上り車線(山形→仙台方向)に立 てられていたモノ。 |
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大和高田市道路元標 (奈良県大和高田市) |
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奈良県大和高田市内のR166沿道に道路元標がありました。たまたま停まった交差点の角にあるのに気が付いた次第です。 説明板によると、元標とは1922年(大11年)8月18日に内務省令として公布され、県境と共に道路の基準となるものだそうです。大和高田市の道路元票は、下街道(大和高田市〜五條市)と初瀬街道(横大路)の交差する現地点に設置されました。R166竹内峠旧道にある県境標に表示されている距離は、ここの元票を起点に計測しているそうです。 高さ40cmほどの立方体の石柱で、逆U字型ガードレールに囲まれていたので元票の説明板がなければ気が付かなかったでしょう。写真の下の方で切れています。また再撮影してきます。 (2001年2月発見・撮影) |
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大阪市道路元標 (大阪府大阪市) |
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大阪市北区のど真ん中、梅田新道交差点にあるが大阪市の道路元票。R1終点、R2起点、R25終点、R26起点、R163起点、R165起点、R176終点と、合計7つの国道の起終点となっています。 大阪市の道路元票は、1922年(大11年)に大阪市中之島の大阪市庁舎前に設置されたのが始まりです。その後、1953年(昭28年)の新道路法施行により、大阪市内を通る国道の起終点が梅田新道に制定され、道路元票もこの地に移されたそうです。現在ある道路元票は、R2拡幅工事に伴い新しく造った道路元票です。(隣にあった説明板による) 1922年以前は、中之島を南に下った淀屋橋から東へ1kmほど行った所にある高麗橋の東詰に旧街道の里起元標が建っており、それを道路元票としていたそうです。2001年4月時点で、この里起元標は高麗橋の改良工事に伴い撤去されています。 (2001年4月発見・撮影) |
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