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◆Update:2008年11月16日 |
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>>奈良県道に戻る |
奈良県道大台大迫線 |
■奈良県吉野郡川上村(1) ■奈良県吉野郡川上村(2) |
○奈良県道大台大迫線 【奈良県吉野郡川上村(1)】 |
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■吉野郡川上村大迫〜吉野郡川上村入之波【大迫貯水池北岸経由ルート】 |
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【レポートは川上村入之波→川上村大迫方向(起点→終点方向)です。】 |
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奈良県道大台大迫線は2ルートある。大迫ダムによって出来た大迫貯水池の北岸と南岸に沿って進む道が両方とも県道として指定されている。狭路の方は違うのではないかと思ったが、工事看板によると県道と書かれているので県道として管理されているようだ。両道とも走行しているが、走行方向の関係で入之波(しおのは)集落とR169を結ぶ主要道路の方からレポートする。 入之波集落の南にある入之波大橋南詰からレポートを始める。この南詰から貯水池南岸を進む狭路が分岐する。ここを右に進むと1.5車線幅の入之波大橋で貯水池を渡って貯水池の北岸に渡る。北詰近くには入之波温泉がある。この温泉前を1.5〜狭い2車線道の急坂・急カーブで一気に上がって入之波集落内へ向かう。現在の入之波集落は大迫ダム建設によって移転してきた集落である。 400mほど進むと入之波トンネルを抜ける。トンネルを抜けると民家はなくなり、あとは大迫貯水池北岸沿いを走る平坦な道が続く。1.5〜2車線幅が断続する道で、貯水池の外形に沿ってウネウネと進んで行く。入之波集落から2.5kmほど進むと大迫ダムに至る。ここまでに1.5車線幅ぐらいの短いトンネルが2箇所あった。 大迫ダム事務所前だけは1車線狭路。そこを過ぎると、r224は大迫ダム上を進んで行く。アーチを描くダムの形と同じく、緩やかなカーブを描いている。ダムを渡り終えるとR169との交点に到着。ここがr224終点とのこと。入之波大橋南詰から約7.8kmである。 |
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<<写真はすべて平成17年(2005年)3月撮影>> |
■吉野郡川上村大迫〜吉野郡川上村入之波【大迫貯水池南岸経由ルート】 |
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【レポートは川上村大迫→川上村入之波方向(終点→起点方向)です。】 |
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もう一つのルートが大迫貯水池南岸を通る狭路ルート。こちらもダム建設による付け替え道路となる。R169との交点は大迫ダムから2kmほど新伯母峯TN方向に進んだ付近。個人経営の『たちばな』という食堂がある辺りで、この食堂手前から左に分岐する狭路がある。この道が貯水池南岸を通る狭路ルート。こちらもr224として指定されており、R169からの分岐交差点にはr224の標識が設置されている。 道は1.5車線幅の狭路だが、R169から分岐するとすぐに急勾配の坂道となって一気に山腹を下って行く。1kmほど急坂を下ると谷間に至る。谷間に至ると平坦な狭路となって伯母谷川を渡る。川を渡って大きな左にカーブを過ぎると、大迫貯水池を左に見ながらひたすら貯水池南岸を進むことになる。 1kmほど進むと、対岸に整備されたr224北岸ルートが見えてくる。こちらよりも標高の高い位置を通っている。進路を東に変えて貯水池南岸を進む。貯水池の外形に沿って進むので、ウネウネと曲がりくねった狭路を淡々と進んで行かねばならない。 5kmほど見通しの悪い平坦な狭路を走ると、入之波大橋南詰に至る。ここで入之波集落からの北岸ルートと合流する。 |
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<<撮影年月の記載が無い写真はすべて平成17年(2005年)3月撮影>> |
<<MEMO>> |
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■概況・交通量など R169交点〜入之波大橋の間ですが、地図(昭文社:マップル)によると2ルートあると記されています。ダム上を通り入之波集落へ向かう道は付け替え道路であることは間違いなく、大迫ダム建設により移転してきた(新)入之波集落への道として建設されたようです。 一方の狭路(南岸ルート)ですが、貯水池周遊の道路の一部となっています。こちらもr224として指定されているようですが、実際の所は分かりません。ただ工事看板に『大台大迫線』として記載されているので、r224として管理されているのでしょう。 この狭路も大迫貯水池の満水面より上に建設された付け替え道路であることは間違いありません。今は貯水池となった本沢川と伯母谷川の川岸を通っていた道路(元の県道)の付け替え道路でしょう。一部はR169大迫ダム旧道だった道かも知れません。 交通量ですが、メインルートは北岸ルートです。ほとんどの車はこちらを通ります。南岸ルートを通る車はほとんどありませんが、釣り人の車や林業関係車両が走ることがあるので対向車には注意して下さい。また南岸ルートは、貯水池に流れ込んだ流木などを回収作業などで通行止めになることがあります。 ■ガソリンスタンド ありません。最も近いGSはR169大滝ダム湖沿いのGSとなります。 ■アドバイス 北岸ルートは特に問題なく走れます。南岸ルートは対向車に注意して下さい。 ■注意点 悪天候時は走らない方がよいでしょう。特に南岸ルートは土砂崩れの恐れがあるので危険です。冬期は路面凍結・積雪があります。冬期は走らない方が無難です。 |
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●走行DATA |
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R169交点〜入之波大橋南詰(北岸ルート) 【入之波大橋→R169方向を走行】 >>走行日:2005年3月31日/他 |
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R169交点〜入之波大橋南詰(南岸ルート) 【R169→入之波大橋方向を走行】 >>走行日:2001年10月12日/05年3月31日/他 |
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注意>>この区間は、走行方向問わず 何度か走行しています。走行日は使用写真の撮影日のみを記載しています。 |
○奈良県道大台大迫線 |
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【レポートは川上村入之波→大台辻方向(終点→起点方向)です。】 |
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■奈良県吉野郡川上村【入之波大橋〜黒石出合】 |
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入之波大橋南詰からは1ルートとなって貯水池南岸を東に向かう。道は平坦な1.5〜狭い2車線道ほどあり、見通しの良い区間なので走りやすい。大橋南詰から3kmほど走ると栃谷という山間の小さな集落に到着する。計画ではこの付近まで水が貯まることになっていたのだろう。かつてはここまで水が貯まったこともあったのだろうが、今は水の流れが復活しており河原と化している。河原に 廃棄された橋が残っているのが印象的な場所である。 栃谷集落内にある交差点(二の股橋南詰)を右に向かうと、道は1車線狭路となり見通しの悪い谷間の悪路となる。どうやら栃谷から先は昔の険道のままのようだ。本沢川に沿って進む狭路をゆっくりと走る。見通しの悪い区間が続く。 栃谷集落から1kmほど進むと、黒石出合という小さな集落に至る。黒石谷を渡ると道が二手に分かれるが、ここは左に向かう。右は黒石谷に沿う村道である。村道分岐点からも川沿いの狭路が続くが、そう道は荒れていないので特に問題なく走ることが出来る。 |
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<<写真はすべて平成17年(2005年)3月撮影>> |
■奈良県吉野郡川上村【黒石出合〜登山道分岐点】 |
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黒石出合から1kmほど進むと林業関係の作業小屋などがある筏場という集落に入る。少し進むと登山事務所(山小屋?)前に至る。先に書いておくが、車で来た場合はここまでにしておいた方がよい。事務所から先は離合不可能・Uターン困難な狭路区間となる。車を止めて歩くことをお勧めする。 登山事務所を過ぎると道は途端に悪くなる。落ち葉が積もり、落石があちこちに散らばる悪路でいわゆる険道区間に突入するのだ。いつ落石があってもおかしくない断崖下を通る区間もあって、かなりスリリングな区間となる。しかし距離的にはそう長くはなく、700mほど進むと登山道分岐点に到着。r224は登山道となって台高山脈の大台辻に至るようだ。 車道としてのr224はこの分岐点までとなる。この先は村道か林道のようなのだが、入口にはゲートが設置されており一般車両の通行は出来なくなっている。入之波大橋南詰から約7kmである。 |
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<<写真はすべて平成17年(2005年)3月撮影>> |
<<MEMO>> |
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■概況・交通量など 入之波大橋から先の区間は、本沢川に沿って進む谷間を行く狭路が続きます。山間の小さな集落があるので、道自体は整備されています。途中で分岐点が2箇所ありますが、本流沿いに進めば迷うことなく進めます。 筏場から大台辻に向かう登山道が途中の橋や道の崩壊・消失などにより数年前から通行止めになっており、このルートを利用する登山者がいないので、登山者の車などに出会うことはありません。出会うとすれば地元車か林業関係の車ぐらいですが、 見通しの悪い場所があるので対向車には十分注意して下さい。 栃谷では対岸に途中で建設中になった道路が見えます。付け替え道路なのか林道なのかは不明です。また、河原には廃棄された橋が残っていました。こちらは大迫貯水池以前の道の跡なのかも知れません。 ■アドバイス 見通しの悪い区間があるので注意して下さい。 登山事務所から先、登山道分岐点までの区間は狭路が続きます。離合できませんし、方向転換することも困難です。車での進入はやめた方がよいでしょう。事務所前に止めて歩いて行かれることをお勧めします。 ■注意点 悪天候時は土砂崩れや落石の恐れがあるので走らない方がよいでしょう。ちなみに雨量通行規制区間に指定されています。 また晩秋〜早春の冬期は路面凍結・積雪がある区間です。 |
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●走行DATA |
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入之波大橋南詰〜登山道分岐点 【往復走行】 >>走行日:2005年3月31日 |
>>奈良県道大台大迫線線 【終わり】 |
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