奈良県道中奥白川渡線 【奈良県道258号線

起点:吉野郡川上村中奥→終点:吉野郡川上村白川渡

●概況

 奈良県道中奥白川渡線は、吉野郡川上村内に起終点を持つ川上村内完結県道。R169沿いの川上村白川渡地区と山間の中奥地区を結んでいる。

 起点となる川上村中奥地区から奥は林道となっているが、途中で行き止まりとなっている。

●取材DATA

>>走行日:2007年3月29日

>>走行方向:往復走行

>>レポート記述方向:終点→起点

◆Update:2008年11月16日

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奈良県道中奥白川渡線

奈良県吉野郡川上村

○県道258号線

 【奈良県吉野郡川上村】

【レポートはR169→川上村中奥地区方向(終点→起点方向)です。】

 r258の終点はR169との交差点となる。R169八幡トンネル南寄りにあるT字交差点がr258終点で、白川渡バス停がある。

交差点から走り出すと、まずは桑の瀬橋で吉野川を渡る。大滝ダム建設関連で付け替えられたのか、真新しい2車線幅の橋である。

 R169交差点からは整備された2車線道が続く。山奥に向かう行き止まり県道としては立派な道だが、R169交差点から500mほど進んだ川上村瀬戸団地付近からは1.5車線狭路となり、さらに1kmほど進むと薄暗い谷間を走る1車線狭路となった。

 1kmほど走ると周囲は明るくなり、川上村枌尾(そぎお)地区の集落に至る。山間にある静かな集落だ。集落を過ぎて少し進むと再び2車線道になる。中奥川沿いに進む平坦な見通しの良い2車線道だが、これもまた900mほどで終わってしまう。災害復旧場所を含む区間だったようだ。

 再び1車線狭路県道となったr258は中奥川に沿って淡々と山奥に向かう。切り立った断崖下を走る区間もあり、山奥の3桁ローカル県道らしい場所も通る。そんな狭路を1.6kmほど進むと川上村中奥地区の集落に到着した。r258の起点は川上村中奥なのだが、起点を示す標識などはないのでどこなのか見当がつかない。なので林道中奥線起点付近をr258起点とみなした。R169交差点から約5.5kmである。

1.R169との交差点がr258終点。八幡TNを出

  てすぐの所。

2.桑の瀬橋で吉野川を渡って中奥に向かう。

  R169交差点付近は立派な2車線県道。

3.川上村の瀬戸団地を過ぎると狭路県道となる。

  この先で道幅が狭くなる。

4.やがて1車線狭路となり杉林の中を行く。

  『まむしに注意』の立て看板があった。

5.淡々と杉林の中を進む。山中を走る狭路県道

  らしい光景。

6.山間にある枌尾地区の集落。R169交差点か

  ら約2.5km。

7.枌尾集落を過ぎると突然2車線道になった。

  この付近は災害復旧箇所か?

8.900mほどで元の狭路になる。中奥川右岸

  を行く。

9.杉林の中を行く平坦な狭路を走る。交通量は

  ほとんどない。

10.断崖下を通る場所もある。

  (中奥→R169方向を撮影)

11.やがて中奥集落に到着する。

  (中奥→R169方向を撮影)

12.林道中奥線(右側)起点。この付近がr258起

  点か?

<<写真はすべて2007年3月撮影>>

<<MEMO>>

■概況・交通量など

 r258は全長約5.5kmの短い行き止まり県道です。R169と枌尾(そぎお)・中奥の集落を結ぶ生活道路となっています。道路的には典型的な山中を走るローカル3桁県道です。走行はさして問題はないでしょう。

■アドバイス

 交通量の少ない県道ですが、対向車には要注意してください。

■注意点

 晩秋〜早春の間は路面凍結・積雪に注意してください。悪天候時の走行にも注意が必要です。

●走行DATA

川上村中奥〜R169交差点

【往復走行】

>>走行日:2007年3月29日

 

>>奈良県道中奥白川渡線 【終わり】

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