奈良県道国栖大滝線 【奈良県道262号線

起点:奈良県吉野郡吉野町→終点:奈良県吉野郡川上村

●概況

 県道国栖大滝線は、奈良県吉野町国栖(く ず)と奈良県川上村大滝を結ぶ一般県道。吉野川に沿ってウネウネと進む平坦な道である。

 もとをたどれば五社 トンネルが開通・供用開始するまでの間はR169だった道だ。所々にある2車線道や、沿道にある集落に旧街道・旧国道の面影が残っている。

●取材DATA

>>走行日:各項参照

>>走行方向:各項参照

>>レポート記述方向:終点→起点

◆Update:2008年11月16日

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奈良県道国栖大滝線

奈良県吉野郡吉野町〜奈良県吉野郡川上村

○奈良県道国栖大滝線

 【奈良県吉野郡吉野町〜奈良県吉野郡川上村】

【レポートはR169→r16方向(終点→起点方向)です。】

 r262(県道国栖大滝線)は 吉野郡川上村西河地区でR169から分岐している。r262は吉野川に沿って進む平坦な道となって分岐する。R169交差点から分岐すると、狭い2車線〜2車線幅の道が続く。沿道には「川上村木工センター」や「トントン工作館」などの特産品の「木」を使った体験施設がある。それらを過ぎ、R169交差点から1.5kmほど進むと1.5〜2車線道が断続する広狭混在区間へと入り、川上村東川(うのかわ)地区の町中を通り過ぎる。

 R169交差点から約3kmで吉野川を 渡ると、川の北岸を通るようになる。程なくして吉野郡吉野町に入り、町が途切れるとセンターラインのない2車線道となって杉林の中を進んで行く。吉野川の流れに沿って進路を北に向けると、やがて吉野町南国栖(みなみく ず)の集落へと入る。淡々と集落内を通り過ぎ、R169交差点から約5.5kmで国栖(くず)TNを通り抜け、吉野町国栖(くず)の町中へ入る。吉野川の支流である高見川を渡ると150mほどでr16(県道吉野東吉野線)との交差点に到着。周辺は旧街道の町並みの面影が残っている。ここがr262起点となる。R169交差点から約6kmである。

1.この先がR169交差点。左の橋は国道時代

  からの橋。この橋もr262?(0103)

2.R169交差点からは平坦な2車線道で吉野

  川沿いに進む。

3.道は整備されている。見通しが良く走りやすい

  道が続く。

4.途中にはガードレールのない区間もある。

  蛇行する川に沿って進む。

5.吉野川を渡って吉野川右岸(北岸)に移動す

  る。橋の道幅は狭い。

6.吉野郡川上村から吉野郡吉野町に入る。

  (r16→R169方向を撮影)

7.杉林の中を狭い2車線道を淡々と進む。

  見通しの良い道が続く。

8.吉野町南国栖の町中に入る。狭い2車線道で

  通り抜ける。

9.国栖トンネルを抜けるとr16までもう少し。

  トンネル北側抗口前にて撮影。

10.コンクリ橋で高見川を渡ると吉野町国栖の町

  に入る。

11.この先がr16との交差点となる。狭い2車線

  道で町中を進む。

12.r16(R370側)から見たr262起点。右に向

  かうのがr262。(0803)

<<撮影年月の記載が無い写真はすべて2007年3月撮影>>

<<MEMO>>

■概況・交通量など

 r262(県道国栖大滝線)はかつてR169だった道です。五社トンネルを含むバイパスが完成・供用開始された時に国道指定を解かれて県道に降格されたようです。(いつ頃かは不明です。)  そのためか道路自体は道幅も広く整備されています。

 現在では静かな山間の農村を繋ぐローカル県道となりましたが、集落内には昔の主要道路だった頃の面影を残す町並みが残っています。R169からR370大宇陀方面、R166方面へのショートカット道となっているためか、ローカル県道としては車・トラックの往来は結構あります。全体的には交通量は少なめです。

 路線名が「国栖大滝線」なので、正式な終点は川上村大滝地区でしょう。西河地区からR169と重複して1kmほど進んだ小滝地区の町中が終点となりますが、どこかは分かりません。

■ガソリンスタンド

 川上村大滝地区のR169沿道に1軒、r16との交差点角にGSが1軒あるだけです。起点・終点以外の区間中にGSはありません。

■アドバイス

 ほとんど問題なく走ることが出来ます。交通量が少なめなので、スピードを出して走る車がいるので注意して下さい。

■注意点

 冬期は路面凍結・積雪のある時があるので注意して下さい。悪天候時も走行注意です。

●走行DATA

吉野郡吉野町〜吉野郡川上村

【起点→終点方向を走行】

>>走行日:2001年3月19日/他

【終点→起点方向を走行】

>>走行日:2007年3月29日/08年4月3日/他

注意>>この区間は、走行方向問わず頻繁に走行しています。走行日は使用写真の撮影日のみを記載しています。

 

>>奈良県道国栖大滝線 【終わり】

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