■大阪府南河内郡河南町【ヘキサ標識〜第一階段】 |
|||||||||||||
ヘキサ標識地点を過ぎると、道幅はさらに狭くなり0.5車線ぐらいになる。登山道もしくは作業道といった方がいいような狭路だ。当然路面は舗装されておらずダートのまま。しかし路面はしっかりしており、今までと比べれば走りやすい路面状態だ。道の左側には川が流れているが、源流に近いためか小川に近い状態になっている。 ところで走行したのは2004年(平16年)11月のこと。この年は台風が相次いで関西地区に襲来。また前線の活動も活発となったため大雨がかなり降っていた。そのため付近の山の斜面のあちこちに土砂崩れが起こっており、大きな石が転がっていた。小川も濁流と化したようで、倒木があちこちに引っかかっている。つい最近まで倒木で塞がれていた所もあり、生々しい爪痕が方々に残っていた。 道はやがて人2人が並んで歩けるぐらいの幅になる。ここまで来るともう登山道だろう。緩やかな勾配のあるダートを進んで行く。ヘキサ標識地点から200mほど進むと階段が現れた。階段といっても丸太で作られた簡素なもの。1段の高さは8〜10cmぐらいだった。KSRでは少ししんどい階段越えだったが、無事に5段をクリアする。 |
|||||||||||||
|
■大阪府南河内郡河南町【第一階段〜第四階段入口】 |
||||||||||||
その先も緩やかな勾配のダートが続くが、すぐさま2箇所目(7段)、3箇所目(3段)と、わずか100mたらずの間に続け様に階段が現れる。その都度苦戦して階段をクリアする。3箇所目の階段をクリアするとしばらくは緩やかな勾配のダートが続く。やがて小さな橋が現れる。この先は10段以上の階段となっていた。ところが先日来の大雨で中間付近で土砂崩れが起こり、階段は途中で消失していた。これ以上先はさすがにKSRでもクリアできない。ここからは歩いて峠を目指す。ここまで狭路入口から約1.2kmである。 |
||||||||||||
|
■大阪府南河内郡河南町【第四階段入口〜平石峠】 |
||||||||||||
階段中央付近は土砂と階段に使われていた丸太や流されてきた木々で埋まっていた。靴の跡があり、通る人は足場の良い部分を通ってクリアしているようだ。それに従い土砂崩れ現場をクリアする。第五階段の残りを登ると緩やかなダート坂となり、お地蔵様の祠前を通って平石峠に到着した。ここが大阪府・奈良県の府県境。ここまでが大阪府道で、この先は奈良県道区間となる。 寺田交差点から5.4kmぐらいだろう。 |
||||||||||||
|
<<MEMO>> |
|
■概況・交通量など 『竹内河南線』のうちの大阪府内(大阪府道)区間です。 河南町平石集落までは生活道路となっており、地元車などの通行が多いよくあるローカル府道となっています。沿道の風景は大阪府内とは思えないほど長閑です。 高貴寺への道が分岐する地点から先はいわゆる『怖道』となります。(写真11) この先はオンロードバイク・車での走行は不可能です。無理矢理進んだとしても、「第二無名橋」から先は進めずバックで引き返すことになるので、徒歩にて歩いて行くことをお勧めします。 オフロードバイクなら府道標識地点までならどうにか進入できます。その先は方向転換する広い場所がないので進まない方が無難です。ビックオフで走ろうとは思わない方がいいです。 府道標識地点から先は実質登山道となります。我が物顔でバイクで走らないようにして下さい。KSRで走ったとき、登山道を歩く家族連れと出会いました。予期せぬバイクの出現にかなり驚いていました。(^^;) 道の整備は最小限です。しかもバイクが走ることを考えて整備はしていません。人が歩くだけという前提で整備しているようです。あまり無茶して走らないようにして下さい。 2004年(平16年)11月7日に走行調査しています。平石峠まであと一歩という所で引き返したのが残念だったので、この後広域農道〜R166で奈良県側からアタック。平石峠までKSRで登っています。(奈良県道編参照) ■アドバイス ダート走行初心者の方はやめておいた方がいいです。 自転車だと途中から押して歩くことになりますが峠をクリアすることは可能でしょう。 ■注意点 大雨時は土砂崩れなどが起こったり、道自体が川と化すようなので、大雨後はしばらく控えた方が無難でしょう。冬期は路面凍結・積雪があるので走らない方がいいです。またシーズン中 や休日はハイカーが歩いているので要注意です。速度を出さずにゆっくりと走りましょう。 |
|
●走行DATA |
|
寺田交差点〜広域農道交差点 【終点→起点方向を走行】 >>走行日:2004年11月7日 |
|
広域農道交差点〜平石峠 【往復走行】 >>走行日:2004年11月7日 |
|
注意>>2004年11月7日、平石峠手前からは徒歩にて調査しています。 |
【奈良県道/大阪府道 竹内河南線 終わり】 |
>>TOPに戻る >>奈良県道に戻る |