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>>和歌山県道に戻る |
○和歌山県道井関御坊線 |
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【レポートは和歌山県御坊市→和歌山県日高町方向(終点→起点方向)です。】 |
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■和歌山県御坊市【御坊市名屋町〜御坊市湯川町丸山】 |
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r176の終点となるのはR42天田橋北詰交差点。日高川の右岸に沿って分岐する広い2車線道がr176となる。整備されたかなり快適に走ることが出来る道だが、調子にのって走るとr176を瞬時に見失う。r176は北詰交差点から100mほど日高川上流方向に進んだ付近で左(北西)に向かうのだ。堤防上の快走路から町中に下る狭い2車線道が県道。r176などの表示はない。 急坂を下ると御坊市名屋町の町中に入る。センターラインのない狭い2車線道を150mほど進むと、道幅は狭ばり1車線道となる。同時に南→北方向の一方通行区間となる。r176は醤油工場や昔ながらの建物が並ぶ旧街道筋の雰囲気が残る町中を進んで行く。少し進むと1.5車線幅ぐらいに広がり、いろいろな店が建ち並ぶ商店街へと入って行く。 500mほどで商店街を抜けると一方通行区間も終わる。御坊鉄道の踏切を渡ると病院横を通り、1.5〜2車線道で淡々と御坊市市街の町中を進んで行く。踏切から約500mでr26(御坊美山線)との交差点を通過。センターラインのない狭い2車線道を進み、r191(県道江川小松原線)を過ぎて200mほど進むと、R42との斉橋北交差点に到着する。天田橋北詰交差点から約5kmである。 |
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■和歌山県御坊市〜和歌山県日高郡日高町 |
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斉橋北交差点からR42と重複して和歌山方面に向かう。日高郡日高町に入り、斉橋北交差点から約1.8kmで信号のない分岐点に到着する。R42から右に分岐する旧道っぽい狭い2車線道がある。一部地図では県道と記されているので、r176と見なして走行してみる。 道はセンターラインのない平坦な狭い2車線道。最初は田畑の中を通るが、やがて町中に入りJR紀勢本線・紀伊内原駅前を通る。駅前でr188(県道比井紀伊内原停車場線)と交差。その先300mほど進むとR42と合流するが、その合流交差点直前でr27(県道日高印南線)と合流。最後はr27と重複してR42と合流する。ちなみに地方主要道であるr27は、路地道っぽい1車線道路だったりする。全長約900mの区間だった。 |
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<<MEMO>> |
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■概況・交通量など >>御坊市内 御坊市街を通る区間は、南→北方向の一方通行区間がある町中の道です。商店街の中を通るので、歩行者・自転車の通行が多く、朝夕は学校に通う小中高生も多いようです。規制はありませんが、バイク・車で走行するときは注意して下さい。 この区間、道筋から察するに旧R42なのでしょう。 >>紀伊内原駅前付近 この区間も旧R42。駅前付近は、日高町内で最初に舗装された区間だったそうです。今では静かな町中の道となっています。R42北側合流点手前ではわずかの距離ですがr27と重複しています。 ■注意点 歩行者・自転車に注意して走行して下さい。 |
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●走行DATA |
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和歌山県御坊市〜和歌山県日高郡日高町 【終点→起点方向を走行】 >>走行日:2004年3月15日他 |
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注意>>走行日は使用写真の撮影日のみを記載しています。 |
○和歌山県道井関御坊線 |
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【レポートは和歌山県日高町→和歌山県広川町方向(終点→起点方向)です。】 |
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■和歌山県日高郡日高町【萩原交差点〜新鹿ヶ瀬TN】 |
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斉橋北交差点から3kmほど和歌山方面に北上すると萩原交差点に到着する。R42は左に向かい坂を上って由良TNを抜けて水越峠に向かう。ここから右に分岐するのがr176で、案内標識もr176と記されている。しかし実はr23(県道御坊湯浅線)も重複して分岐している。本来は地方主要道のr23と記されるべき交差点なのだ。 R42から分岐すると狭い2車線道で北東に向かう。すぐにJR紀勢本線のガードをくぐる。そのすぐ北側でr23が左に別れ、ここからようやくr176単独区間となって西川沿いに進んで行く。しばらくは1.5〜狭い2車線幅の道が断続する平坦なローカル県道区間が続く。日高町萩原、原谷と長閑な農村地帯を繋いで進んで行く。 萩原交差点から4.5kmほど進むと熊野古道が分岐。ここから山間に入って行き道も1.5車線狭路となる。やがて狭路のまま見通しの悪い急カーブ・急勾配の坂道が始まる。1kmほど山間の道を進むと整備された2車線道に出て、ほどなくして新鹿ヶ瀬TNに到着する。萩原交差点から約7kmである。 |
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■和歌山県有田郡広川町【新鹿ヶ瀬TN〜広川町上津木】 |
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山中に突然現れる整備された2車線道は新鹿ヶ瀬TN開通にあわせて建設された道路。快適な2車線道を進み、そのまま新鹿ヶ瀬TNを抜けると和歌山県有田郡広川町に入る。広川町側抗口を抜けると旧道である鹿ヶ瀬隧道からの道と合流する。 新鹿ヶ瀬TNからは山間の農村地帯を進んで行く。道は所々で改良されておりセンターラインのある2車線道区間もある。概ね1.5もしくは狭い2車線道〜2車線道が断続する。TNから約2kmで湯浅御坊道路をくぐる。この付近に広川南ICが2004年(平16年)10月に出来ている。(調査時は建設中だった。) 和歌山方面への出入りしかできないハーフICである。 湯浅御坊道路から少し進むと広川町上津木の集落に着く。山間の静かな農村だ。そこからは広川の支流に沿ってウネウネと山間を進んで行く。1.5〜狭い2車線道が続く。1kmほど進むと町中に入り、200mほど進むとr21(県道広川川辺線)との交差点に到着する。萩原交差点から約11kmである。 |
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■和歌山県有田郡広川町【広川町上津木〜広川町井関】 |
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r21と合流したr176は、地方主要道であるr21と重複して井関を目指す。山間の狭い2車線道をしばらく進むが、やがて整備改良された快適な2車線道となる。広川の流れに沿って山間に広がる農村や集落を繋いで淡々と進んで行く。 広川の右岸に出て、川の流れに沿って大きく左にカーブを曲がると湯浅御坊道路の高架橋を越える。その先では大きな右カーブを描いており、広川を挟んだ対岸にR42が見えてくる。最後は井関の集落内を通り抜け、広川町井関にあるR42との井関交差点に到着する。r21重複してから約6km、萩原交差点から約17kmである。 |
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<<MEMO>> |
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■概況・交通量など 原坂峠を越えるr176の難所区間です。歴史をさかのぼると熊野街道にまで行き着く歴史のある道路で、明治時代に建設された鹿ヶ瀬隧道を含む県道熊野街道(→後の県道和歌山新宮線)が現在のr176の前身です。この区間は、1953年(昭28年)5月に国道170号線となり、1959年(昭34年)には国道42号線に指定されていましたが、1965年(昭40年)1月に現在のルート(由良BP)が完成したことで国道指定を解除されて県道に降格となり現在に至っています。 日高町と広川町の境には、2000年(平12年)3月末に新鹿ヶ瀬TNが開通していますが、その少し上には1906年(明39年)に開通した鹿ヶ瀬隧道が残っています。2004年3月時点では通り抜けは可能でした。旧トンネルは重厚な造りの歴史を感じさせる、まさしく『隧道』という雰囲気のあるトンネルです。抗口前にはr176のヘキサ標識が残っていました。 ほとんどの車がR42を走るため、交通量はそうありません。地元車が多いようです。ただ2004年(平16年)10月に広川南ICが完成しており、その関連で広川町内は整備されて2車線道になりつつあります。今後、萩原交差点から広川南ICに向かう車が増えるかも知れません。 ■アドバイス 日高町内に狭路で見通しの悪い区間がありますが、そう問題なく走ることが出来ます。 ■注意点 旧熊野街道筋の道なので、旧熊野街道を歩くハイカーなどが歩いている場合があります。歩行者・自転車には注意して下さい。 |
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●走行DATA |
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和歌山県日高郡日高町〜和歌山県有田郡広川町 【終点→起点方向を走行】 >>走行日:2004年3月15日 |
【和歌山県道井関御坊線 終わり】 |