国道9号線旧道

 

●概況

 国道9号線は京都府京都市と山口県下関市を結ぶ、総延長約645kmの日本大2位の長さを誇る1桁国道。 京都府から山口県まで日本海沿いを延

々と進んでいる。

 国道としての歴史も長く、また長年に渡って整備が進んでいたので、あちこちに旧道が存在している。

●取材DATA

>>走行日:各項参照

>>走行方向:各項参照

>>レポート記述方向:各項参照

●国道9号線 履歴

 1952年(昭27年)12月4日:京都府京都市〜山口県下関市の国道として誕生。

  現在に至る。

●変遷

 国道9号線の先祖となるのはかつての山陰道。 現在の国道9号線は、律令時代の山陰道のルートに近いという。近代国道としての国道9号線として、その元となったのが1885年(明治18年)に制定された明治国道となる。明治国道では、(明治)国道23号線(東京〜京都〜鳥取県)・25号線(東京〜京都〜鳥取〜松江)・28号線(東京〜京都〜鳥取〜松江〜山口)の3国道が現在の国道9号線に相当する。

 その後、1920年(大正9年)に施行された(旧)道路法によって、これらの国道をまとめて新たに国道18号線として認定され た。(大正)国道18号線は、『東京都より山口県県庁所在地に達する路線』として認定されていた。この国道18号線が現国道9号線の前身となる。

 戦後の1952年(昭27年)12月4日、(新)道路法により一級国道9号線として、『京都府京都市〜山口県下関市』間の国道として誕生。1965年(昭40年)4月に等級の廃止により一般国道9号線となり、現在に至っている。

 

国道9号線旧道(1)

春来峠旧道/蒲生峠旧道

 

◆Update:2006年06月24日

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