|
|
|||||
>>和歌山県道に戻る |
和歌山県道海南吉備線 |
○和歌山県道海南吉備線 【和歌山県海南市】 |
|
■和歌山県海南市【和歌山県海南市〜海南市下津町】 |
|
r159の起点は和歌山県海南市なのだが、2005年(平17年)8月時点において海南市と海南市下津町(旧:海草郡下津町)の間にはそれらしき道は認められず、分断状態となっている。海南市側に は盲腸線のような区間すら見あたらず、どこが起点なのかさっぱり分からない状態だ。もとから設定されていないだけかも知れない。 国土地理院発行の地図を見たところ、海南市下津町引尾地区より北に向かって山を越えるルート(地図上では点線)が3つほどある。これらのうちのどれかが県道なのだろう。 国道もそうなのだが、県道でも旧街道(脇街道や旧ルートだった道が多い)をそのまま県道にする事が多い。そこから考えると、個人的には熊野古道(旧熊野街道)となっている藤白坂越えのルートがどうもそれっぽいと思えてくる。下津町引尾からr166と重複し、下津町橘本から北に向かい地蔵峰寺付近から海南市藤白の藤白神社近くに抜ける・・・。ただ藤白坂はほぼ古道の時のままで徒歩でないと通行出来ない道なので、可能性は低そうな気がする。 r159は起点付近の端点が不明で中途半端な始まり方をする県道であることだけははっきりしている。 |
【レポートは海南市下津町引尾→海南市下津町大窪方向(起点→終点方向)です。】 |
||||||||||||
■和歌山県海南市【海南市下津町引尾〜海南市下津町大窪】 |
||||||||||||
通行可能なr159の始まりは、和歌山県海南市下津町(旧:海草郡下津町)引尾地区からとなる。仁義小学校近くのr166(県道興加茂停車場線)との交差点が始点である。交差点入口にr159のヘキサ標識が設置されているので見落とすことはまずないだろう。 r159に入ると最初は緩やかな勾配の坂道で集落内を進んで行くが、300mほどですぐに民家は途切れてミカン畑の中を進む狭路になる。しかもすぐに急勾配の坂道となり、一気に山の斜面を上り始める。少し進むと先ほどまで居た引尾の集落を真下に見ることが出来る。短距離でかなりの標高を稼いでいるのだ。 距離にして900mほど進むと下津町百垣内(ももかいと)地区の集落に到着。集落内も急坂でコンクリートの簡易舗装狭路が続く。集落内にある交差点を左折するとミカン畑の中を進む1.5車線狭路の坂道を進み、やがてr165(県道引尾下津線)との交差点に到着。下津町引尾のr166交差点から約2.5kmである。 |
||||||||||||
|
■和歌山県海南市【海南市下津町大窪〜海南市下津町笠畑】 |
||||||||||||
海南市下津町大窪地区でr165が分岐すると、r159は晴れて単独県道となって南に向かう。r165分岐交差点を過ぎると、緩やかな勾配のある1.5車線幅の狭路で山腹を進んで行く。コンクリートによる簡易舗装とアスファルト舗装が交互に、もしくは混在した路面が続くが荒れてはおらず整備されている。 下津町笠畑地区の畑に入ると、r159は山の形に合わせて進むため、急カーブの多い見通しの悪い区間が続く。平坦な狭路に出ると笠畑の集落に入る。静かな山間の農村だ。r165分岐交差点から1.2kmほどなのだが、クネクネ進むために意外と長く感じた。 |
||||||||||||
|
<<MEMO>> |
|
■概況・交通量など 和歌山県海南市内は不明なので、実質的な始点(起点)となるのが海南市下津町引尾のr166との交差点です。ここからのr 159はいきなり急勾配の坂道が百垣内の集落内まで続きます。原付1種では少し上るのが辛そうな勾配です。私のKSRUでも少し辛かったです。r165交差点を過ぎると平坦に近い道となるので問題なく走ることが出来ます。 山中の道ですが、地元車と結構すれ違いました。見通しの悪いカーブでは対向車に注意して下さい。 ■ガソリンスタンド ありません。R42沿いで給油しておいて下さい。 ■アドバイス 急勾配の坂道が続くので、自転車で走る場合は体力と時間に余裕を持っておいた方が良いでしょう。下る際は速度に注意して下さい。 ■注意点 冬期は路面凍結があるので注意して下さい。また大雨など悪天候時は走らない方が良いです。 |
|
●走行DATA |
|
和歌山県海南市(下津町引尾〜下津町大窪r165分岐点) 【起点→終点方向を走行】 >>走行日:2004年2月20日 |
|
和歌山県海南市(下津町大窪r165分岐点〜下津町笠畑) 【両方向を走行(往復走行)】 >>走行日:2004年2月20日/3月15日 |
|
【合併情報】 ●2005年(平17年)4月1日付けで、和歌山県海南市と和歌山県海草郡下津町は対等合併して『和歌山県海南市』になりました。 |
>>Next |