旧道を行く

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国道333号線旧道

 

 整備が進んだ北海道3ケタ国道333号線でも旧道が出現しています。

 自動車専用道路の「遠軽北見道路」の一部として先に建設された旭野トンネルの供用開始により、旭トンネルで峠を越えていた区間は国道指定を解除されました。トンネル閉鎖→廃道かと思いましたが、原付・自転車の通行のために町道に降格。静かに余生を送っています。

国道361号線旧道

 

 以前は比較的早期に整備が進んだ岐阜県高山市〜長野県木曽郡木曽町の間に多くの旧道が集中していました。しかしダム湖周辺の旧道は廃道となり通行不可能な道が多く、走行可能な距離の長い旧道は地蔵峠旧道だけでした。

 2006年(平18年)2月のR361権兵衛峠道路の開通により、権兵衛峠を中心として走行可能な距離の長い旧道が出現しました。かつての悪路時代のR361を体験出来る旧道です。

国道368号線旧道

 

 整備が進むR368にもあちこちに旧道があります。もとを遡れば江戸時代の旧街道である場合が多く、旧道沿いには街道時代を偲ばせる風景や町並みが見られます。

 仁柿峠区間はバイパス工事が中断しているため、中途半端な状態で旧道が存在しています。いずれは長い距離のある旧道となるのでしょう。

国道369号線旧道

 

 以前は狭路区間が多い国道369号線も整備・改良が進み、快適な2車線国道に生まれ変わりました。それによりあちこちに旧道が出現しています。

 旧道としては距離が長いものが多く、今だにR369国道標識が残っていたりします。

 

国道370号線旧道

 

 以前は奈良県内に多かった旧道ですが、最近は整備が進む和歌山県内でも旧道が出現しています。奈良県内の旧道は前身の県道時代に旧道になった区間もあります。

 旧道の多くは地区の生活道路になりましたが、すでに通行不可能になった旧道も出現しています。

 

国道371号線旧道

 

 関西圏屈指の3ケタ国道371号線も整備・改良が進んでいます。2003年秋の高野龍神スカイラインの無料開放も含め、ここ数年で大きく変貌しており、快適な3ケタ国道へ変わりつつあります。

 旧道は一部が廃道となっていますが、その多くは今も通行可能な状態で、かつての”悪路”の面影を今に伝えています。

国道372号線旧道

 

 近畿中部を横断する3ケタ国道372号線も整備・改良が進み、快適な道に生まれ変わり、あちこちに旧道が存在しています。

 多くは旧街道筋の狭路で生活道路になっている旧道が多い中、峠越えの旧道は整備もされずに荒れつつあります。

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